ミンクはファッションに欠かせない素材の1つで有名ブランドや人気メーカーでも、ミンクを活用した商品というのは多々販売されています。しかし、実際にミンクがどのような素材なのかについては、知らないという方も多いのではないでしょうか。そこで、ここでは素材としてのミンクの特徴について簡単にまとめます。

• 強靭なのに柔軟

  ミンク最大の特徴と言っても過言ではないのが、強靭かつ柔軟である点です。ミンクはもともと野生のミンクの素材を活用しており、1866年に初めて野生のミンクの養殖に成功しました。その野生で培った強くしなやかな素材は、ファッションの世界においても重宝されています。 特に刺毛は強靭かつ柔軟であり、綿毛も密度が凝縮されています。そのため、ファッションに活用するには最高の素材の1つだと言えるでしょう。事実、ミンクは世界的なファッションブランドやファッションメーカーに愛される素材の1つとなっています。

• 優れた保温性と保湿性

  ミンクは優れた保温性と保湿性を誇る素材としても知られています。ファッションに応用するために必ず欠かせないのが、これら保温性と保湿性です。ミンクの毛皮は刺毛も綿毛も優れた素材とされており、加工によってはより高い保温性と保湿性を誇ります。 どのようなファッションにも欠かせないこれらの性質こそ、ミンクの特徴と言えるかもしれません。単に暖かいだけではなく、体温を奪われない構造となっているのも魅力です。まさにオールラウンドに適応できる素材と言えるのではないでしょうか。

• ミンクの種類

  ブルーアイリス・デミバフ・バイオレット・パステル・ダーク・サファイア・ホワイト・ブラッククロス
  
  ミンクは豊富な種類を誇る素材でもあります。カラーについては突然変異のミンクが発見されたことをきっかけに、よりバリエーションが増えました。ブルーアイリスをはじめデミバフ、バイオレット、パステル、ダーク、サファイア、ホワイト、ブラッククロスといった種類があります。 また、ミンクは染色しやすいというのも特徴です。そのため、よりオリジナルのカラーも増え、近年では更に多くの色のミンクが作られています。多くの色を表現できるという点では、他の素材よりもさらに魅力があると言えるかもしれません。

• ミンクのブランド

  サガミンク
  毛皮の女王とも呼ばれるミンクですが、中でも最高品質と評されるのがサガミンクです。サガミンクは毛皮生産者団体の1つである「サガファー」が生産しているミンクの原皮の名称です。その品質の高さから国内外で人気を集めており、サガミンクが使用されたコートなどは中古市場でも高額で取引されることが多いです。
  
  ブラックグラマ
  ブラックグラマは北米の毛皮生産者団体である「アメリカン・レジェンド」の登録商標で、非常に高品質なダークミンクの原皮となります。ヨーロッパなどのミンクに比べると刺し毛が短く、ビロードのような漆黒の毛色が特徴です。その品質の高さから買取価格も非常に高額なることが多い素材となっています。

• まとめ

  ミンクはファッションに活用されている素材の1つで、古くから名実ともに定評のあるブランドやメーカーに重宝されてきた素材です。その品質は高く毛皮としてファーやコートにも活用されています。その価値は常に高く、査定も高くなる傾向にあります。 BEST買取はそれらミンク買取も強化中なので、もし不要となったミンクの商品がございましたら気兼ねなくお申込みください。当店には実績も経験もあスタッフが常駐しているため、可能な限りご希望に沿えるよう努力します。