Aria Pro II：日本が誇るギターブランドの歴史

Aria Pro IIは、日本の楽器メーカーである荒木商会（現在のアリア）の先進的ブランドとして、1975年に誕生しました。アリアはそれ以前から楽器製造を行っていましたが、Aria Pro IIはエレクトリックギターに特化したブランドとしてスタートしました。その名が示すように、プロフェッショナル向けのハイエンドギターを提供することを目的としており、その品質と革新性から広く支持を集めています。特に1980年代には、数多くの著名なギタリストに愛用され、その名声を世界に広げました。

ステージキャスターシリーズの魅力

Aria Pro IIの中でも特に注目を浴びているのが、STAGECASTER（ステージキャスター）シリーズです。このシリーズは、その名前が示す通り、ステージパフォーマンスに最適化されたギターを提供しています。通常のストラトキャスタータイプのボディシェイプを基に、独自のカスタマイズを施すことで、プレイヤーにとっての演奏性と音質の向上を図っています。また、軽量であることから長時間の演奏でも負担が少なく、多くのギタリストにとって使い勝手の良いモデルとして評判です。

STAGECASTERの歴史と仕様

STAGECASTERギターは、1980年代に初めて市場に登場しました。その時代、エレクトリックギター市場では、より軽量で演奏しやすく、多彩なサウンドを求める動きが活発化していました。STAGECASTERは、こうしたニーズに応える形で、アルダーまたはバスウッドを使用したボディに、メイプルネックやローズウッド指板を採用することで、音質と耐久性を兼ね備えたモデルを提供しています。ピックアップはAria Pro IIのオリジナルピックアップが搭載されており、多彩な音作りが可能です。

中古品としての価値と買取のポイント

今回の「Aria Pro II STAGECASTER」ギターは、傷あり・実用動作未確認といった状態で買取致しました。ギターの状態によってその価値は左右しますが、Aria Pro IIのギターはコレクターズアイテムとしても高い評価を受けています。傷の有無や動作確認がされていない場合でも、そのブランドの歴史やモデルの希少性によって買取価格が決定されます。今回は、使用歴がしっかりしているということも考慮に入れて、7000円の査定額となりました。

Aria Pro IIギターの中古市場での人気

Aria Pro IIのギターは、日本国内外問わず、中古市場で根強い人気があります。その理由は、長い歴史と確かな品質、そしてプロからアマチュアに愛されるブランド力にあります。特にSTAGECASTERシリーズは、その時代を象徴するエレクトリックギターとして、ギター愛好家やコレクターによく取引されています。状態が良いものは高値がつくこともありますが、たとえ傷があるものでも、今回のようにしっかりとした査定額がつくことが多いです。買取を検討されている方は、ぜひ一度査定に出していただくことをお勧めします。