レトロシンセサイザーの先駆け、CASIO CZ-101を買取
今回買取した「CASIO CZ-101」は、1980年代の音楽シーンを彩った名機の一つとして知られています。カシオは1960年代に創業以来、多岐にわたる電子製品を手掛けてきましたが、シンセサイザーの市場においてもその革新的な技術で注目を集めました。1984年に発売されたCZ-101は、カシオ初のデジタルシンセサイザーであり、音楽制作の現場において重要な役割を果たしました。
CZシリーズ誕生の背景
CZシリーズは、カシオのデジタル技術を駆使して開発されたリーズナブルなシンセサイザーでした。当時のシンセサイザー市場は非常に高価な製品が多かったため、CZシリーズの登場は多くのミュージシャンに手の届く価格帯で革新的なサウンドを提供しました。特にCZ-101は、コンパクトなボディと多彩な音色を搭載し、アマチュアからプロまで幅広い層に支持されていました。
シンセサイザーの歴史に名を刻むCZ-101
発売当初、CZ-101はその独自のフェイズディストーション(PD)合成方式により、競合製品と差別化を図りました。この技術により、シンセサイザーは今までのアナログ式とは異なるデジタル特有のクリアかつ表現力豊かな音を奏でることが可能となりました。また、コンパクトで持ち運びに便利だったため、ライブ演奏でも重宝されました。世界各地で多くのアーティストに愛されたCZ-101は、デジタルシンセサイザーの普及に大きく貢献しました。
状態に難あり?でも買取可能な理由
今回の買取品はアダプター欠品の状態でしたが、CZ-101の人気や稀少性を考慮し、当店では5000円での買取を実現しました。現状品としての価値も見逃せません。経験豊富なスタッフが商品の価値を的確に判断し、適正な価格で買取を行っています。アダプターが欠品していても、動作に問題がない限り、私たちは可能な限りお客様の期待に応えられるよう努めています。
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