ファゴットをできるだけ高値で売りたいと思っている方もいらっしゃると思いますが、思いのほか高値での買取が難しいケースもあります。 例えば、本体の状態が悪かったり、付属品が揃っていなかったりといったケースでは希望価格での買取が難しくなってしまう可能性があります。 ファゴットを高値で売るためにはどんなポイントに注意すれば良いか、こちらを参考にしてみてくださいね。

• ファゴットにはドイツ式とフランス式がある

  初めてファゴットを吹くという方もいらっしゃると思いますが、単体で使用することが少ない楽器であるとともに、吹奏楽、オーケストラ、ブラスバンドの中でも比較的マイナーな楽器と言えます。 ファゴットの特徴としては、ダブルリードを用いる点、そして低音の木管楽器であるという点が挙げられます。 形状は長い管を二つ折りにしたような形で、別名「バスーン」とも呼ばれます。 そしてファゴットにはドイツ式とフランス式の二種類がありますが、ドイツ式から始める人がほとんどですので、初心者の方はそちらを使っていることが多いです。 木製で作られたファゴットが大半ですが、樹脂製のものもありますので、安価なものが良いという方は練習用に樹脂製を選ばれる方もいらっしゃいます。 仕上げの塗料、形状などはメーカーによってやや違いがありますが、最後は好み、吹きやすさで選んでいる方が多いですが、後々買取に出す予定がある方は木製を選ぶと高値がつきやすいです。

• ファゴットを売るなら店頭買取？宅配買取？

  初めて楽器の買取を依頼するといった方も少なくないと思いますが、ファゴットについては多くの方が「どうやって売れば良いのか」という点で疑問を持っていると思います。 管楽器の中ではそこまで大きくない部類ではありますが、やはり店頭に持っていくのは面倒とか、近くに店舗がない場合もあります。 また、ファゴットを買い取ってくれる店舗が全国的に少ないということからも、店頭買取を利用するのはややハードルが高いかもしれません。 トランペットやトロンボーン、ピアノ、ギターなどであれば比較的楽器の中でもメジャーな部類に入るため、どんな買取方法でも買取可能とされています。 しかし、ファゴットはあまり買い取ってくれる店舗がないため、まずお店選びから始める必要がありますね。 そんな手間がかかることを考えたら、やはり店頭よりも、宅配や出張買取を利用した方が効率的かもしれません。 BEST買取では1点からでも出張査定可能ですよ。

• ファゴットの種類

  ・ファゴット　・コントラファゴット
  
  一般的なファゴットに比べて、コントラファゴットは1オクターブ低い音域を持ちます。 あまり活躍の機会はないかもしれませんが、コントラファゴットが目立つ曲を挙げるとするならば、ベートーベンの「第9」、デュカスの「魔法使いの弟子」などがあります。

• ファゴットの主なブランド

  ヘッケル
  ファゴットメーカーの最高峰とも呼ばれるのが、こちらのヘッケルです。 完全オーダーメイドが可能なので、プロフェッショナルから愛されています。 コントラファゴットも製造しています。
  
  モースマン
  Bモースマンが設立したこちらのメーカーは、「イマジネーションをかき立てる音楽」、「才能に溢れた演奏 者」、「自らの言葉を放つ楽器」の信念の軸に、ファゴット製作を進めてきました。 スタンダードモデルからソリストモデルまで幅広いラインナップを展開しています。

• まとめ

  楽器の買取では様々な面で不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。 もちろん買取を行うことによって大切にしてきた楽器に価格がつくので、嬉しいと思う反面、「査定額が安かったらどうしよう」という不安もあるでしょう。 もし買取を依頼するのであれば、まずはお持ちのファゴットの状態をチェックして、買取可能なレベルであるかを見てみましょう。 もしあまりにも傷んでいたり、キズがある場合は事前に相談してみることで、買い取ってもらえるかどうかを判断することができます。 そして、少しくらいのキズや汚れであれば、専用のクリーナーなどで落とせる場合もありますので、そちらも一度試してみてください。