買取専門店を利用したことがある方もない方も、せっかくなら「高値で売れたら良いな」と思っているに違いありません。 しかし、残念ながら物の状態によっては希望価格よりも安い買取価格になってしまうこともございます。 できるだけ高値で買取してもらうためにはどんなポイントに注意すれば良いのでしょうか。 ぜひこちらを参考にしてみてくださいね。

• クラリネットを上手にメンテナンスするには？

  お手持ちのクラリネットの寿命を伸ばし、より美しい音色を出すためには定期的なメンテナンスが欠かせません。 基本的にどんな楽器であっても、一度使ったらその日のうちにメンテナンスをするのが主流ですが、クラリネットに関しても同様です。 当然、メンテナンスを怠ると綺麗な音が出ないばかりか、カビが生えることもありますので、十分に気をつけておいてくださいね。 クラリネットのメンテナンス方法は、クリーニングスワブ、ポリシングガーゼ 、クリーニングペーパーの三つを使います。 まずは唇が触れる部分のマウスピースを洗い、必要に応じて綿棒なども活用しましょう。 管の中にも水分や蒸気が溜まっているため、クリーニングスワブを一定の方向に通し、音の流れを均一に導きます。 表面にも手垢や汗がついているのでポリシングガーゼを使って拭きます。 最後にタンポの水分をクリーニングペーパーをトーンホールに挟みながらキーを動かして拭き取ります。

• クラリネット査定時にはどこを見られる？

  クラリネットを買取に出す際には当然査定が行われますが、査定者が見るのはどのあたりなのでしょうか。 せっかくなら高く買い取ってもらいたいと思っている方も多いと思いますので、ぜひこちらを参考にして高額査定が行われるよう、意識してみてくださいね。 クラリネットの査定額を大きく左右すると言われているのが、木製か樹脂製かという、素材の違いです。 木製のクラリネットは手入れが大変であるものの、「高価なクラリネット」として扱われるため、査定額が高くなる傾向にあるようです。 また、現行のものに近ければ近いほど高額な査定額となる可能性があり、メーカーも誰もが知っているようなメーカーの方が印象が良いでしょう。 しかし、クラリネットに特化したメーカーであったり、上質な音色が出るメーカーの場合は査定額が上がる可能性がありますので、まずは相談してみて査定額を聞いてみることですね。 本体の状態もよくチェックされるのですが、特に割れや修理跡がないかという点をよく見られます。

• クラリネットの種類

  ・E♭クラリネット　・B♭クラリネット　・Aクラリネット　・アルトクラリネット　・バスクラリネット　・コントラバスクラリネット
  
  クラリネットの種類には様々なものがあり、聴き馴染みのないものもあるかもしれません。 クラリネットには様々な種類がありますが、吹奏楽などで使われることが多いのはB♭クラリネットと呼ばれる種類のものです。 一番メジャーな種類であるため、買取の対応をしているお店も多いでしょう。

• クラリネットの主なブランド

  YAMAHA
  楽器メーカーの王様と言っても過言ではないのがYAMAHAです。 クラリネット以外にも鍵盤楽器、打楽器など様々な種類の楽器を製造しているため、一つは持っているという方も少なくないでしょう。 初心者から上級者まで幅広く使いやすいラインナップとなっています。
  
  ビュッフェ・クランポン
  木製クラリネットとして定評があるメーカーです。 特にR-13は人気シリーズでクラリネット奏者の多くが愛用しています。 中級者〜上級者向けで、クラシック、ポップスなど幅広いシーンで活躍します。

• まとめ

  クラリネットを買取に出すのであれば、本体の状態はもちろん、どこのメーカーであるのかや、どんな素材でできているのかをチェックした上で買取に出すことをおすすめします。 クラリネットには木製と樹脂製がありますが、特に木製の方が価値が高いとされているので、そういったものをお持ちの場合は、高額査定の可能性があります。 少しでも査定額を上げるために、本体のメンテナンスをしっかりと行い、傷や汚れがあればできるだけ新品の状態に近づけることが必要不可欠です。 そして、ケースやクロス、クリーナー、保証書など購入時にセットになっていたものは買取時、一緒に持っていくようにしましょう。