掛け軸は一言では言い表せられないほどの魅力が詰まった骨董品で、古いものでも新しいものでも価値の高いものが存在します。ここからは掛け軸の中でも、どのような掛け軸が高額査定となるのかについてまとめます。特に買取価格が気になる方は掛け軸の魅力についても知っておくことをおすすめします。

• 掛け軸の価値を決める要素

  掛け軸はそれだけでも十分に価値があるものなのですが、骨董品の中には著名な作家によって作られた作品も存在します。実は掛け軸に限らず、骨董品の多くは作家によって価値が大幅に上下します。特に誰もが知るような作家だった場合、その価値は一気に跳ね上がるわけです。 また、掛け軸のデザインはもちろん保存状態なども含め、総合的に価値が決まります。また、その掛け軸が書かれた年代などでも価値は上下します。それだけでなく、他にも入手経路など複合的な要素も含めて価値が決まるのが特徴です。

• 年代物の掛け軸は希少

  掛け軸に限ったはなしではないのですが、骨董品は年代ものであるほどその希少価値も高くなります。例えば、江戸時代や大正時代など、時代背景によって掛け軸の価値が大きく変わった時代のものは特に希少価値が高いとされています。 この時代には多くの作家から多種多様な掛け軸が生まれたこともあり、作品によっては比類ない価値がつけられるものもあるわけです。事実、作品によっては数十万円～数百万円以上の価値があるだけでなく、さらに価値が生まれることもあるかもしれません。それが掛け軸の魅力でもあります。

• 掛け軸の種類

  祝儀掛け・節句掛け・花鳥画・動物画・山水画・神仏画
  
  掛け軸と聞くと単なる文字が並んでいるだけの作品を思い浮かべる方も多いですが、実際には絵画としての価値もあります。特に掛け軸によっては年代物の作品も多く、作家によって大きく価値が異なります。それだけではなく、実は掛け軸の種類によっても価値が変動します。 そのため、どのような掛け軸なのかも見てくれる買取専門店が必要となってくるでしょう。そこは種類が異なるだけで鑑定結果にも影響が出てくることもあるため、きちんと見てもらうべきです。

• 中国美術に古来存在

  掛け軸と聞くと日本のものという印象が強いですし、事実日本には著名な作家も多数存在します。かつては一度は名前を聞いたことがある作家などもおり、現存する掛け軸の中にもそういった著名な作家の作品が残っていたりします。 しかし、実は掛け軸とはもともと中国美術に古来するものであり、古くは中国で飾られていたものとされています。もちろん、日本にも独自に発展した掛け軸は多いですが、ルーツは中国にあるとされています。そのため、日本の作家ではなく中国の作家のものなども高値がついたりします。そちらも含めて鑑定してもらうのもおすすめです。

• まとめ

  掛け軸は作家はもちろん保存状態などによって希少価値が決まります。また、年代物なのかどうかによってもその価値は大きく変動していくのが特徴です。だからこそ、鑑定は熟練した査定員に任せるべきです。 BEST買取ではそれら掛け軸に関する造詣の深い査定員が常駐しています。特に掛け軸買取に精通している査定員もいるため、もし作品を売りたいということなら気軽にお持ちください。当店が責任を持って鑑定させていただきます。