着物についてあまり知識がない方の中には「この着物を売ってもあまりお金にならないのではないか」と不安な気持ちをお持ちの方もいらっしゃいます。 確かに着物の種類によっては高額買取が難しいケースもありますが、まずは一度ご相談いただきたいです。 BEST買取ではどんな着物にも対応いたしますので、「これは売れるのかな？」と疑問を感じたらぜひご相談ください。

• 作家物とは？どんな特徴を持つ着物？

  着物の中でも特に格式が高いとされる「作家物」ですが、あまり聞き馴染みのない方もいらっしゃるかもしれません。 こちらでは作家物とはどういった着物なのか、どんな特徴を持っているのかについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。 着物業界で使われる「作家物」という言葉ですが、この言葉がついているだけで高額で取引されている現状があります。 その名の通り、有名作家が作った着物のことを指しますが、有名なものであれば和田光正さんの金彩友禅が挙げられます。 和田光正さんは元々金箔の職人でしたが、そこから有名作家となり、金彩友禅では「京の名工」を受賞した経験をお持ちです。 昔は「作家物」という言葉はなく、作家が作った着物もそこまで注目されていませんでしたが、今から30年位前から作家ブームとなり、高額取引されるようになりました。 作家と言っても、人間国宝のような作家さん、職人さんが問屋などに担ぎあげられて作家になったパターンなど様々な種類があります。

• 作家物の着物を高値で売るためにはどうしたら良い？

  元々「作家物」という時点でかなり高い価値がある着物と言えますが、当然作家によって値段が大きく異なります。 また、着物の状態によっても大きく査定額が左右されますので、もし作家物の着物をお持ちの場合は「誰が作った物なのか」や「どれくらいの格があるのか」を正確に判断することが好ましいでしょう。 また、作家物以外の着物にも言えることなのですが、当然着物の状態によって大きく値段が左右するという事実があります。 着物の状態が良ければ良いほど、査定額が上がる傾向にありますので、汚れやほつれ、色あせなどがない方が良いでしょう。 それらは保管状態によって出てきてしまいますので、上手に保管していれば格が低い着物であったとしてもそれなりの値段がつく可能性があります。 また、着物の生地によって大幅に金額が異なることが多く、正絹100％で作られているものや、伝統的な織り方の着物の場合は必然的に高額買取となることが考えられます。

• 作家着物の種類

  木村雨山　・羽田登喜男　・由水十久　・小宮康孝　・志村ふくみ・山下め由　・久保田一竹
  
  素晴らしい着物を生み出す作家は現代まで多く存在しています。 友禅染、江戸小紋、草木染など様々な技法、種類が存在していますが、有名作家は人間国宝に認定されているケースもあります。 そのような作家が作った着物は非常に高額で買取されることがほとんどです。

• 有名作家の一部を紹介します

  木村雨山
  友禅染で知らない人はいないというくらい有名な作家です。 友禅染の技法は加賀染の名工上村雲嶂によって習得されたこともあり、伝統的な技法を守り続けて素晴らしい着物を作っています。 また、日本画は南画家大西金陽から学んだとされています。
  
  羽田登喜男
  特に有名な作品は「おしどり」が描かれたもので、縁起が良いとして多くの着物ファンから愛されているとともに、高額買取される着物の一つです。 加賀友禅と京友禅の技法を学んだうえで、着物に必要不可欠な写実性と華麗さも取り入れたスタイルが人気です。

• まとめ

  どんな着物でも買取に出そうと考えている方の多くが「どれくらいの価格で買い取ってもらえるのかな」と不安に感じるのではないでしょうか。 もちろん買取価格が高ければ高いほど嬉しいと思いますので、買取価格が上がるポイントについて知っておくと非常に便利です。 特に作家物はその名がついているだけで高額で取引されることが多いですが、誰もが知っている有名な作家であればさらに高額な金額で取引されるでしょう。 また、着物の状態によってもかなり査定額が左右するケースが存在します。 もし着物を買取に出したいとお考えの方は、BEST買取にご相談ください。 どんなことでもご相談に乗りますよ。