着物を買取に出そうと考えている方の中には「高値で売れるのかな」と疑問に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 もちろん高額買取が実現すれば嬉しい気持ちになりますし、その着物が需要があるということになります。 BEST買取では様々な種類の着物の買取に対応していますので、買取希望の方はどんな着物でもご相談くださいね。

• 小紋とは？どんなシーンに使う着物？

  着物と一言で言っても様々な種類があるので、「どれがどのようなシーンに使われるものなのか」という点が把握できていない方も多いです。 現代では着物を日常的に着る方は非常に少ないので無理もありませんが、昔は着物の格によって出入りできる場所が厳しく分けられていたとも言われています。 今回ご紹介する小紋とはどんな特徴があるのか、またどんなシーンで使われることが多い着物なのかを見ていきましょう。 小紋は現代の洋服のような位置づけであり、日常的に使われることが多い着物です。 よって、お呼ばれやお出かけの際に使われる訪問着、付下げよりも格下の着物と言えるでしょう。 しかし、洋服と同じような役割を持つため、ファッション性やデザイン性が高いものも多く存在しており、遊び心を感じられます。 軽めのパーティーやお茶会、観劇などのシーンでは問題なく使える着物ですので、シーンに合わせてファッションとして楽しむのがおすすめです。

• 小紋を高値で売るならどうすれば良い？

  着物の中でもやや格下とされる小紋ですが、もちろん買取に出すことは可能です。 「格下だから買取に出せない」というルールはありませんし、当然素材や柄が良ければ高額で取引されることもあります。 こちらではどのような小紋であれば高額買取となるのかについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。 小紋と言っても様々な種類がありますが、特に高額買取される確率が高いのが江戸小紋と呼ばれるものです。 遠目から見るとシンプルで無地に近い着物ですが、実はこの種類こそ小紋の中では一番格が高く、買取に出すと50000円以上になることもあります。 さらに、江戸時代に大名ごとに定めた希少な柄である定め柄である場合や、伝統工芸品である場合も高額買取されることが多いでしょう。 江戸小紋三役というものもあり、鮫柄、行儀柄、各通し柄の三つはかなり高値になることが期待できます。 もちろん保管状態も査定に左右しますので、買取予定の方はもう一度着物の状態をチェックしておきましょう。

• 小紋の種類

  江戸小紋　・京小紋　・加賀小紋
  
  小紋には大きく分けて三種類ありますが、特に高い格式を誇り人気なのが江戸小紋です。 江戸小紋の中にも鮫、角通し、行儀の三種類があり、いずれも格式高い着物として扱われています。 一方京小紋は京友禅と型染めを融合させたもので、華やかな色柄が特徴です。 最後に加賀小紋は、石川県で作られる方染めの着物で、加賀江戸小紋と加賀友禅小紋に分けられます。

• シーンに合わせて多用される小紋

  小紋にも様々な格、生地、柄のものがあり、買取時にもそれらをよく確認して査定が行われます。 着物の中でも特に使いやすいとされる小紋はあらゆるシーンで多用されますが、一例を挙げると主にお稽古、観劇、同窓会、食事会などに使われることが多いです。 また、季節に合わせた柄のものを好んで着る人が多く、春なら桜、夏ならあじさい、秋ならもみじ、冬なら椿などが用いられます。 小紋は着物の中でも比較的格が高くなく、普段着のような感覚で着ることができますが、江戸小紋となると一気に査定額が上がりますので、お持ちの方はぜひご相談ください。 また、カジュアルなシーンで使われる京小紋や加賀小紋でも、柄や素材によっては査定額が上がる場合がございます。

• まとめ

  買取専門店に着物を持って行ったことがない方もいらっしゃるでしょうが、着物の中でもあまり格が高くないとされている小紋に関しては「買い取ってもらえるか不安」と感じている方もいらっしゃいます。 しかし、同じ小紋でも江戸小紋や定め柄、有名作家が作った物である場合は5万円を超える価格で取引されることもありますので、「小紋だから」と諦める必要は全くありません。 もしご自宅に小紋をお持ちの場合は、どのような格式のものなのかを一度確認してから査定に出すと良いでしょう。 BEST買取ではどのような着物にも対応していますので、もし気になることがあれば些細なことでもお気軽にご相談くださいね。