着物といっても様々な種類がありますが、特に有名な作家や人間国宝に認定されたものに関しては非常に高額な価格で取引されることが多々あります。 もしご自宅に不要になった着物があれば、もしかしたらそういった珍しく貴重なものかもしれません。 着物の買取でお悩みの際にはBEST買取にご相談ください。 どんな着物でも相談、対応いたしますのでお問い合わせくださいね。

• 森口華弘の着物と歴史

  友禅分野では知らない人はいないというくらい有名な森口華弘は、1967年57歳という若さで友禅分野において人間国宝に認定されました。 着物作家の中には人間国宝となっている人物は多く存在しますが、中でも森口華弘は友禅分野に長けており、知らない人はいないというくらい著名な人物です。 そんな森口華弘の生い立ちをこちらでご紹介していきますので、ぜひこの機会に知っておいてくださいね。 森口華弘は1909年に滋賀県守山市岡町で生まれました。 本名は平七郎と名づけられ、農業と米屋の子供として育ちましたが、成長したのち京都の友禅師である三代目中川華邨の門下生となり手描き友禅を習得しました。 この出来事が森口華弘の将来に大きく影響するのです。 その後、着物に必要不可欠な技術である日本画の技術、知識を学ぶために華邨氏の紹介で、四条派の画家である疋田芳沼の元へ修行にいきます。 こういった修行から手描き友禅、糸目糊、堰出し、蒔糊技法といった技術から新しい表現方法を完成させました。

• こんな買取専門店には依頼してはいけない

  買取専門店といっても様々な種類がありますが、正直全ての買取専門店が優良というわけではありません。 むしろ、高額な品物を安価で買い取るような悪質な専門店も存在しますので、不要になったものを買取専門店に持っていく際には慎重にお店選びをする必要があります。 「近所だから」とか「査定が早いから」というような理由だけで依頼してしまうと、後からトラブルになったり、相場よりも安い価格での買取となってしまう可能性があります。 これから買取専門店に依頼しようと考えている方は、こちらを参考に悪質な専門店に依頼しないように細心の注意を払ってくださいね。 買取専門店の中には「早い」が売りのお店もたくさん存在していますが、査定が早いということはそれだけ雑な査定を行われる可能性があります。 もちろん専門的な知識や経験を持ち合わせた上で早い査定を行ってくれるのであれば良いですが、雑な査定を行うお店には依頼しないのが賢明です。

• 森口華弘の着物の種類

  早春
  
  数ある彼の作品の中でも、第2回日本伝統工芸展に入賞、朝日新聞社賞を受賞したとされる「早春」はとても有名で評価された作品です。 ベースは白地とシンプルで、着物全体に梅の枝と花が描かれているダイナミックかつ壮大な作品となっています。 ダイナミックながらも、枝から伸びる繊細な小枝と花は白色の生地と対比する鮮やかなえんじ色で描かれており、いつまで見ていても飽きません。 枝にうっすらと積もった雪も日本の四季と風情を感じさせます。

• 独自の蒔糊技法とは？

  「森口華弘といえば蒔糊技法」と言われるくらい蒔糊技法に特化した作品を森口華弘は作ってきました。 着物を作る際には様々な技法が使われますが、森口華弘は伝統的な手描き友禅、糸目糊、堰出し、蒔絵からヒントをもらい、独自の蒔糊技法を完成させます。 蒔糊技法は染色方法の一つで、餅糊を竹の葉や皮に薄く塗って乾かし、細かく砕いたものを、湿らせた布地に蒔いて防染する方法とされています。 雪の降る様子や花びらが舞う様子など、ランダムに表したい描写の際によく使われる手法であり、数々の優秀な作品を生み出しています。

• まとめ

  買取専門店に依頼する際にはいくつか注意点がありますが、特に着物のような高額なものを買い取ってもらおうという場合には、あなたが納得できるお店選びを行うことが最重要です。 もちろん買取専門店の中には、お店の儲けを一番に考えているようなところもありますので、そういったお店に依頼してしまうと思っていた価格で買い取ってもらえなかったり、相場以下の価格で買い取られてしまうことも考えられます。 こういった背景から買取専門店に対して不安を感じておられる場合は、BEST買取にご相談ください。 「これって買い取ってもらえるの？」というようなものでもご相談承りますので、お気軽にお問い合わせください。