着物をはじめ、様々な不用品が自宅に眠っている方もいらっしゃるでしょう。 しかし、特に着物に関してはできるだけ高値で買い取ってもらいたいと思うのが当然です。 着物の価値がわからないという方もいらっしゃるかもしれませんが、高級な着物であればあるほど高額買取をしてもらいたいと思うのは当然です。 買取でお困りでしたらBEST買取にご相談ください。

• 喜多川平朗の着物と歴史

  着物界で有名な作家として知られる喜多川平朗の歴史をご存知でしょうか。 せっかく喜多川平朗の着物をお持ちであれば、どのような生涯を送ってきたのか知っておいた方が、より着物への愛着も湧くとされています。 喜多川平朗は人間国宝に認定されていることから、制作された着物は数万円～数十万円で取引されています。 そういった背景からも、喜多川平朗が着物界において貴重な人物であったことが分かりますね。 喜多川平朗は1898年京都市に生まれました。 有名な京都西陣に集まった織屋の中でも由緒ある機家俵屋に生まれ両親の次に17代目を引き継ぎました。 父親の喜多川平八は西陣の名匠であったため、そんな親の背中を見て育ったことも彼の生涯に大きく影響しています。 そんな喜多川平朗ですが、最初から着物作家を目指していたわけではなく、当時は京都市立絵画専門学校日本画科を卒業しました。 その後家業を継ぐことを決意し、父親の元で修行をして晴れて作家となりました。

• 着物の査定額は状態によって左右される？

  人間国宝に認定されているという時点でとても貴重な人物であることは間違いないでしょう。 しかし、お持ちの着物を買取に出すという際には「本当に高額で買い取ってもらえるのか」という点に不安を感じるかもしれません。 もし着物を買取に出したいとお考えの場合は、少しでも高額で売れるようにこちらのポイントを参考にしてみてください。 有名な着物であればなおさら、高額で売れるように工夫することが大切です。 まず着物の状態に注目していただきたいのですが、汚れ、シミ、ほつれなどがある際には着物の価格がぐんと下がってしまいます。 これらは着用していて付いてしまったものかもしれませんが、中には保管状態が悪く付いてしまうものもありますので、保管状態には特に注意してください。 また、目に見えないくらい小さい虫食いが発生しているケースも多く、そういった場合も査定員が見つければ査定額が低くなってしまう可能性があります。

• 喜多川平朗の着物の種類

  有職織物　・斑金錦牡丹唐草文帯
  
  喜多川平朗は、古代の絹織物である「羅」の復元や天皇家が代々儀式で用いる「有職織物」を中心に着物の研究、制作を行ってきました。 これらを受け継ぐためには高度な技術やセンスが必要ですが、家業が西陣の織元・俵屋であったことや父親の喜多川平八も西陣の名匠であったことが、彼の人生に大きく関係しているでしょう。

• 有職織物の特徴とは？

  あまり聞き馴染みのない言葉かもしれませんが、有職織物とは非常に歴史が古い織物と言われています。 元々唐より伝来したと言われる織物ですが、そのままでは日本人の体型、好みにそぐわないため、日本風にアレンジされたとされています。 アレンジにも時間や労力がかかることから、平安時代には学識高く身分の高い者が身につけていたとされる着物の一つです。 そのような背景を踏まえて、当時は天皇家が代々儀式で身につける着物として、格式高い着物の位置付けを現在も保っています。 日本ならではの親しみやすい色調で幾何学的な文様が特徴です。

• まとめ

  有名な着物作家の着物をお持ちの場合は高額買取を希望される方が大半でしょう。 しかし、買取専門店に持って行っても思うような価格で買い取ってもらえないということもよくある話ですので、そうなれば残念な結果になってしまいます。 これから着物を買取に出そうとお考えの際には、まず優秀な査定員がいるお店を選ぶこと、そして着物の状態をできるだけ良くして持っていくことが必要不可欠です。 もし「この着物買い取ってもらえるのかな？」と不安に感じた際には、BEST買取にお気軽にご相談ください。 どんな作家の着物でも、どんな状態であっても買取対象とさせていただきます。 出張買取も可能ですのでお問い合わせくださいね。