着物を買取に出すとなると、「正確な査定額を出してもらえるのかな？」と不安になる方もいらっしゃるでしょう。 着物の中には高級なものも存在するため、買取専門店に依頼するとなると正しく目利きしてくれるかどうかが不安ですね。 こちらではどんな着物なら高額買取してもらえるのかについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

• 紬とはどんな着物なの？

  着物と一言で言っても様々な種類が存在するので、それらの種類を全て把握している方は少ないでしょう。 特に紬に関してはあまり聞いたことがないという方もいらっしゃると思いますので、こちらで紬の特徴や魅力についてご紹介していきます。 着物の中でも独特の魅力を持つとされる紬ですが、紬糸などを使った先染めの織物を言います。 絹糸を作る蚕の繭が原材料となっており、絹が持つ柔らかく上品な光沢が特徴です。 また先染めという手法は、糸の状態で染めてから生地を織る際に柄を出していくという方法なので、伝統的な技術が必要であり、かつとても繊細な方法とされています。 技術を持っている人は少なく、今でも紬の着物は高額で取引されることが珍しくありません。 基本的に着物は白い生地を織った後にあらゆる技法を使い染める形が正当である一方で、先に糸から染めるという技術を持つ紬は一着作るのにとても時間がかかります。 しかし、余計な技術が入っていない分とても丈夫な着物とされています。

• 紬を高額で買い取ってもらうポイントは？

  紬は一着作るのにとても時間や労力がかる着物の一つですが、その分現在でも高額で取引されることが珍しくありません。 しかし、着物の状態によっては当然高値で買い取ってもらうことが難しくなってしまうので、こちらではどのような着物であれば高額買取をしてもらえるのかについてご紹介していきます。 紬に限らずどんな着物でも同じことが言えるのですが、着物は保管状態によって大きく査定額が左右します。 当然保管状態が良ければ良いほど高額買取が実現しますので、将来的に売る、売らないかかわらず適切な方法で保管しておくことが好ましいでしょう。 そうしておくと、いざという時それほど値段を落とさずに高額買取をしてもらうことができるとされています。 着物の値段を一気に落としてしまうのが、汚れやほつれ、色あせなどですが、色あせに関しては自分で染め直すことは難しいでしょう。 しかし、軽い汚れやほつれであれば少し手直しをすれば査定額が上がる可能性もあります。

• 紬の種類

  大島紬　・久米島紬　・牛首紬　・結城紬
  
  紬と言っても様々な種類がありますが、特に有名なのが大島紬や結城紬ではないでしょうか。 それぞれ名前が違うのは「どこで織られたか」という点が大きく関係しており、例えば大島紬は奄美大島で織られ、結城紬は茨城県結城市で織られた紬です。

• 紬着物はどんなシーンで着るのがふさわしいの？

  着物には「格」というものがあり、TPOに合わせて格の合った着物を着ていくのがマナーです。 絹で作られた紬は一見、高級な着物として格上に見えますが、一体どのようなシーンで着用するのがふさわしいのでしょうか。 紬着物は一着作るのにかなり時間がかかるという事実を持ちながらも、実は普段着やちょっとおでかけをする際に使われるおしゃれ着として使われることが多いとされています。 軽い食事会やお稽古、パーティーや趣味といったあまり改まった場所ではない、比較的カジュアルよりの場所で使われることが多いです。

• まとめ

  紬をはじめ何か着物を買取に出したいと考えている方は、ぜひ「どのような着物であれば高額で買い取ってもらえるのか」という点について知っておいた方が賢明です。 もし高額買取が実現する要件を知っていれば、事前に気をつけて保管をしたり、気になる箇所をサッと手直しすることも可能ですね。 まずは適切な保管状態で保管しておくことを心がけてください。 買取専門店に持っていくのが不安という方もいらっしゃるでしょうが、BEST買取では買取に関するあらゆるお悩みにお答えしています。 どんな着物でも一度ご相談いただければ査定可能か判断いたしますし、出張買取も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。