日本酒といえば、ボトルのデザインにこだわっているメーカーは当時少なかったそうです。 しかし、新政に関してはクールなパッケージデザインが話題を呼び、今まで日本酒に興味がなかった方にも刺さるものとなりました。 また、最も古い酵母へのこだわりも新政の特徴と言えます。 こちらでは新政の始まりや歴史について、そして高額買取のコツについてお伝えしていきます。

• 新政の始まりと歴史

  秋田県を代表する日本酒といえば、今回ご紹介した新政が挙げられます。 あらゆる日本酒の中でも特に地域性を感じられる日本酒として地酒好きな方から長く愛されてきたお酒と言われています。 そんな新政を製造しているのは1853年に創業した新政酒造と呼ばれる会社で、6号酵母の発祥として知られています。 日本酒は一時はブームになったものの、大量生産によって値段が暴落してしまったという歴史を持ちますが、その現状を立て直そうと酒造りを見直したのが新政酒造の8代目代表と言われています。 明治時代には、雑菌が繁殖するのを防ぐために醸造用乳酸を用いる速醸酛が採用されていましたが、その結果日本酒本来の味わいや個性は失われてしまったそうです。 そこで立ち上がった8代目代表が独自性ある銘柄や地域起こしを目標に2012年に速醸酛を撤廃して生酛造りに戻し、新しい新政が丹生したのです。 また、2013年には洗浄しても微生物があえて残るよう木桶の採用を行ったことでも有名です。

• 新政を高く売るためのコツ

  独自性や地域性に長けているとされる新政ですが、日本酒の中でも特に地酒が好きという方から愛されている銘柄です。 しかし、そんなに需要が高い日本酒であっても買取に出すと思ったような価格で買い取ってもらえないというケースがあります。 何が原因でそのようなことになってしまっているのかを知ることによって、できる限り高額で買い取ってもらうことができるかもしれません。 日本酒を買取に出す際には兎にも角にも、ボトルの状態を一番に気にしておくことが大切です。 ボトルに汚れやホコリが付いてしまった場合、どうしても査定額が下がってしまいますので、綺麗にするひと手間をかけるのが良いでしょう。 汚れやホコリが付いている場合は水拭きで軽く拭き取るのが良いですが、あまり強くこすりすぎるとラベルが破れたり剥がれてしまうので注意してください。 また、お酒を買取に出す際には1本ずつよりも複数本まとめて買取に出すと高額買取につながりやすいですよ。

• 新政のお酒の種類

  新政 No.6 R-type　・新政 No.6 S-type　・新政 No.6 X-type　・新政 陽乃鳥　・新政 亜麻猫　・新政 天蛙 ・新政 エクリュ 生成　・新政 ラピス 瑠璃　・新政 ヴィリジアン 天鷲絨　・新政 コスモス 秋櫻
  
  新政のラインナップを見てみると、他の銘柄に比べてクールな印象を受けます。 まるでワインやブランデーのようなクールなパッケージデザインに惹かれて購入したという方もいるのではないでしょうか。 商品の中でもNo.6が定番であり、「R」はレギュラーの頭文字をとって付けられており、一方「S」はスペシャルの意味を持ち、Rよりも高級品です。

• 新政の特徴とこだわりは？

  秋田県を代表するお酒である新政ですが、他の日本酒にはない特徴といえば「酵母へのこだわり」と言えるでしょう。 日本酒において「菌は悪」と長い期間認識されていましたが、明治時代にはあえて微生物を残すためにあえて木桶を採用したのは有名な話です。 しかし、巨大な木桶を製造するのも扱うのも熟練の技術や知識が必要であるため、新政では社員に木桶の扱い方を熟知させる教育を心がけているのが特徴です。 日本酒に欠かせないお米は秋田産米を使っており、高齢化や過疎化などの問題を抱える秋田県を救うべく、地域発展の願いをかけているため選ばれたと言われています。 2016年には2ヘクタール分の水田を自社で確保し、社員と地元農家の協力のもと無農薬での酒米栽培を始めました。

• まとめ

  有名なお酒や一般的に価値が高いとされるお酒であれば「高く売りたい」と思うのは当たり前ですね。 しかし、買取専門店に持っていったものの相場以下の価格で買い取られてしまったというケースは多く発生しますので、これから買取に出そうと考えている方は注意してください。 高額買取をご希望なら、まずはボトルについた汚れやホコリなどを取り除いて綺麗にしておくこと、そして複数本まとめて持っていくことが重要です。 また、お酒が入っていた箱や袋などの付属品に関しても一緒に持っていくことによって少し買取価格が上がるかもしれません。 BEST買取では出張買取も対応可能ですので、お気軽にお申し付けください。