シャンパンの中でも特に希少価値が高いとされているサロンに関しては「一度は飲んでみたい」と思っている方も少なくないかもしれませんね。 シャルドネ100％で作られているということもあり、とてもフレッシュな味わいを感じることができます。 こちらで歴史や高額買取のコツについても見て、サロンに関する知識を深めてみてはいかがでしょうか。

• サロンの始まりと歴史

  なかなか手に入らないことで有名なサロンですが、その希少価値の高さから多くのシャンパンワンが喉から手が出るほど欲しいと願っていることで有名です。 そんなサロンはどのようにして始まったのか、そしてどのような歴史を歩んできたのでしょうか。 サロンはシャンパンの中でも比較的新しい歴史を持つとされますが、創業は1920年です。 はじまりは、毛皮商で有名だったウジェーヌ・エメ・サロンがマキシムと呼ばれるパリで王族や俳優の社交場だったレストランに通うようになったのことがきっかけです。 その後、義理の兄を通じてウジェーヌ・エメ・サロンがシャンパーニュ造りに手を出したことがサロン誕生へとつながりました。 彼の名前の「サロン」から商品名もサロンとなり、現在では入手困難なシャンパンとなっています。 当時サロンは、メニルに5ヘクタールの畑を購入し、そこで作られたシャルドネのみを原料としたシャンパンとしており、現在もシャルドネ100％であることは変わりません。

• サロンはどうすれば高額買取となる？

  「入手困難」や「伝説のシャンパン」と呼ばれるほどのサロンであるがゆえに、買取に出すとなればできる限り高く売りたいと思うのは当然のことです。 しかし、なかなか思うような価格で買い取ってもらえないことはよくある話ですので、これから買取専門店に持っていく予定があればこちらのポイントに注意して依頼するようにしてみてください。 一手間かけるだけでも査定額が大きく上がることがありますので、試す価値は十分にありますよ。 買取専門店に持っていく際にはまずボトルの状態を綺麗にしておくことが第一です。 査定の際にはボトルの状態をよくチェックされますので、少しでも汚れやホコリが付いているとそれだけで査定額が大きく下がってしまう可能性があります。 また、炭酸が命のシャンパンに関してはコルク周りの状態が特によく見られるので、もしコルクを包む紙が破れている場合は査定額が下がってしまうかもしれません。 保管の際にはコルク周りに特に注意しておいてくださいね。

• サロンのお酒の種類

  サロンヴィンテージ 2002　・サロン 2006　・サロンヴィンテージ1988　・サロンヴィンテージ　1996 ・メゾン・ドゥラモット
  
  サロンに関しては特に上記で紹介したラインナップが当たり年と言われており、非常に価値の高いものになります。 そもそもサロンはブドウの出来が良い年ではないと製造されないというこだわりを持つため、「最良」と判断されなかったブドウは姉妹酒である「メゾン・ドゥラモット」に使われます。 姉妹酒と言えども、上質な土壌で手塩をかけて育てられたブドウを使っているので、非常に上質なシャンパンであることは間違いありませんし、サロンに比べて価格もリーズナブルかつ手に入れやすいのが特徴です。

• サロンの特徴とこだわりは？

  「ブドウのできが最良の年でないとリリースしない」という信念を持つワインやシャンパンは他にもありますが、サロンに関しても例外であはりません。 ブドウに関してもこのような強いこだわりがありますが、実は熟成に関しても大きなこだわりを持つシャンパンと言われています。 「サロンは５０年１００年熟成させることの出来るスタイルになる年にしか造らない。」と言われるほど、非常に長い期間熟成をする必要があるシャンパンと言われています。 ワインと異なり、シャンパンの多くは製造されてすぐに楽しめるものが多いのですが、サロンは最低でも10年近く瓶内熟成を経てから発売されるというこだわりようです。 しかも、これは最低期間であるためさらに数年熟成をしてようやく完成とされるものが多いことから、希少価値が高いとされています。

• まとめ

  数あるシャンパンの中でも特に希少価値が高いとされるシャンパンですが、特にサロンに関しては入手困難と言われるくらいです。 だからこそ、もしお持ちであればそのことはとても誇らしいことである上、買取に出すなら高額で売れる可能性が高いとされています。 しかし、せっかく希少価値の高いシャンパンであるにもかかわらず、買取価格が下がってしまった場合は悲しいですよね。 そうならないためにも、保管状態はしっかりとチェックしておく必要がありますし、特にシャンパンの命とも言えるコルク周りは傷や破れがないようにしておきましょう。 BEST買取では出張買取も承っておりますので、ぜひご相談くださいね。