ウイスキーメーカーの中でも飲食店などでよく目にする響ですが、一体どれくらいの価格で売れるのだろう？と不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。 響に関しては、特にビンテージボトルが高額買取の対象となりますが、ボトルが綺麗であればあるほど高値がつく可能性があります。 こちらではどのような状態であれば高額買取となるのか、買取のコツをお伝えします。

• 響の始まりと歴史

  「響」という名前を聞いたことがない方は少ないかもしれません。 それくらい日本のウイスキーの中では有名かつ多くの飲食店で目にする、流通量の多いウイスキーと言えます。 響といっても様々な種類があり、高いものでは1本10万円を超える価格で取引されることもあるので、もしお持ちの場合は買取専門店に相談するのが良いかと思います。 そんな響の始まりや歴史を知ることで、さらにお酒の知識が深まりますので、この機会にぜひ知っておいてくださいね。 響の始まりは1989年で、当時、2代目マスターブレンダーとして活躍していた佐治敬三氏がブレンデッドウイスキーの開発に精を出していました。 彼が持つ「創業90周年の節目に、サントリーの粋を結集した傑作を出したい」の考えのもと作り出された響はいずれ世界で評価されるようになります。 この時に作られた響17年は30種類以上モルトウイスキーの原酒、数種類の超熟グレーンウイスキーをブレンドしたことで最高品質の称号を獲得しました。

• 響を高額買取してもらうためには？

  買取専門店にお酒を持っていった事がある方なら分かると思いますが、やはりお酒を高値で売ろうと思ったら何よりもボトルの状態が重要です。 どんなお酒であってもボトルの状態が悪ければ悪いほど査定価格が下がってしまうので、これから買取に出そうと思っている方は注意してくださいね。 響に関しても1本10万円以上の高値がつくものもありますが、ボトルが汚れていたりホコリをかぶったりしている場合は高額買取とならない可能性があります。 そうならないためにも、日頃から高温多湿や直射日光を避けるなど保管場所には気をつけておきたいものです。 また、保管しているうちに汚れやホコリがつくのを防ぐため、定期的に水拭きで拭くなどした方が綺麗な状態を保ちやすいとされています。 買取に持っていく際にはそのまま持っていくのではなく、できる限りのことを行い新品に近い状態にするのがベストでしょう。 箱に入っているお酒は箱に入れたまま持っていく事で査定額が上がります。

• 響のお酒の種類

  響ジャパニーズハーモニー　・響1899 ・響12年　・響17年　・響21年　・響21年 有田焼ボトル ・響21年 九谷焼ボトル　・響30年
  
  響には様々な種類が存在しますが、特に注目されたのが響17年です。 サントリーが自社の90周年を記念して発売されたということもあり、ジャパニーズウイスキー、ブレンデッドウイスキーの中でも最高傑作と言われるほどの完成度の高さを誇ります。 響17年は2代目のサントリーマスターブレンダ―であった佐治敬三が開発しましたが、「サントリーの全ての技術を詰め込んで生まれたブレンデッドウイスキー​」​として名高い商品となりました。

• 響のこだわりを知ろう

  山崎、白州と来たら「響」と言われるくらい有名なジャパニーズウイスキーですが、長期熟成ウイスキーの中でも特に品質が高い事で有名です。 サントリーブレンダーであった佐治健三は「長期熟成の時代が来る」と確信されていたことで、自社の製造技術にも確かな手応えを感じていたようです。 よってブレンデッドウイスキーの中でもかなり多くの種類をブレンドしている事で話題を呼びました。 30種類以上モルトウイスキーの原酒、数種類の超熟グレーンウイスキーをブレンドという他には見られないブレンド材料の多さであるにもかかわらず、バランスの良い風味が評価されました。

• まとめ

  高級なお酒であればあるほど「できるだけ高値で買い取ってもらいたい」と思うのは当然ですね。 しかし、なかなか思い通りの価格で買取が進まないこともありますが、その原因はボトルの状態です。 お酒のボトルは保管しているうちに汚れやホコリをかぶってしまうことがありますので、それを避けるためにも随時綺麗に拭いておくことが重要です。 保管場所にも注意が必要で、高温多湿や直射日光はできるだけ避けるべきですね。 そして買取専門店に持っていく際にはお酒が入っていた箱や保証書を一緒に持っていく事、そして一本ずつではなくまとめて何本も持っていくと高額買取となることがあります。 BEST買取では出張買取にも対応していますのでご相談ください。