特に希少価値が高いお酒を買取に出されるときは「どれくらいの価格で買い取ってもらえるのだろう」という点が不安でしょう。 お酒の種類によっては1本あたりの買取価格が数万円にもなることもありますので、せっかくなら高額買取をしてもらいたいものですね。 こちらでは高額買取となるにはどういったポイントに注意すれば良いかをご紹介していきます。

• ロイヤル・ハウスホールドの始まりと歴史

  他のウイスキーでも素晴らしい歴史が存在しますが、ロイヤル・ハウスホールドは1896年に英国王室から依頼を受けたウイスキー業者が王室に向けて作ったのが始まりとされています。 その当時に依頼されたのは当時の皇太子であるエドワード7世とされており、彼のために専用のウイスキーを開発しました。 こういった背景から「王室御用達」や「王室専用品」といった扱いとなり、数量も少なく製造されているため、なかなか一般人は口にできなかったとされています。 新たにエドワード7世専用に作られたウイスキーを飲んだ王族の人々はその美味しさに驚き、「これからも王室のためにこのウイスキーを作ってくれ」と依頼したことで歴代の国王から「ロイヤルワラント」との称号を与え続けました。 今までは名前がないウイスキーでしたが、エドワード7世の次男であるヨーク公がゲストに振る舞う際に「ロイヤル・ハウスホールド」と紹介した事で正式名称となりました。

• ロイヤル・ハウスホールドを高額買取してもらうコツ

  ロイヤル・ハウスホールドは歴史でも紹介した通り、非常に希少価値が高く、高級なウイスキーとして知られています。 今でこそ一般人でも飲めるウイスキーとなりましたが、当時は王族の者だけしか口にすることのできない非常に貴重なウイスキーでした。 そんなウイスキーだからこそ、高額な値段で取引されており、現代でもボトルの種類によっては数万円で取引されることもあります。 もしロイヤル・ハウスホールドをお持ちでしたら、「できるだけ高く買い取ってもらいたい」と思う方のために、どうしたら高値がつくのかお伝えしていきます。 ロイヤル・ハウスホールドに限らずどんなウイスキー、お酒であっても一番に注意していただきたいことはボトルの状態です。 ボトルが綺麗な状態でない限り、いくら高級なお酒であっても高額買取をしてもらうことはできません。 よって、ホコリや汚れは買取の敵となりますので必ず水拭きなどで綺麗にしてから査定を依頼しましょう。

• ロイヤル・ハウスホールドのお酒の種類

  ロイヤル・ハウスホールド　・ザ・ロイヤル・ハウスホールド　・ザ・ロイヤル・ハウスホールド ティンキャップ
  
  ロイヤル・ハウスホールドは他のウイスキーに比べるとラインナップが少ないですが、どれも希少価値が高く、特にザ・ロイヤル・ハウスホールド ティンキャップともなれば4万円以上もの買取価格となることがあります。 もちろん一番メジャーなザ・ロイヤル・ハウスホールドでも他のウイスキーに比べると買取価格が高く、1万円を超える場合もあります。

• ロイヤル・ハウスホールドはどこで飲めたの？

  王室御用達のウイスキーということもあり、当時は王族しか口にできなかったウイスキーでした。 そして世界中でもロイヤル・ハウスホールドを飲める場所は非常に少なく、たったの3つだったと言われています。 その3つをご紹介すると1つ目はバッキンガム宮殿、2つ目はスコットランドハリス島にあるローデルホテルのバー、3つ目は日本国内でした。 そんなに希少価値の高いお酒を日本で当時から飲めていたとなると驚きですね！ なぜ日本で飲むことができたのかというと、 昭和天皇が皇太子の時代にイギリスを訪れた際、王室から贈り物として授かったということ​​が関係しています。 その出来事をきっかけに日本ではロイヤル・ハウスホールドを特別に販売して良いことになりました。

• まとめ

  美しい歴史を持つロイヤル・ハウスホールドだからこそ、買取に出す際にはできるだけ高く売りたいと思うのが当然です。 ウイスキーと言っても様々な種類がありますが、特にこのロイヤル・ハウスホールドは希少価値が高く、高額買取となる可能性が高いです。 なので、買取に出す際にはできるだけボトルの状態を綺麗にしておく、新品に近づけておくというのは必要最低限と言えるでしょう。 また、箱や保証書などお酒を購入、もしくはもらった際に付属してきたものは全てまとめて買取に出した方が高額買取となります。 BEST買取ではどのような状態のお酒でも買取可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。